「ゴードン・ラムゼイ 究極の料理」レシピ#6はアジア風チリビーフのレタス包み。それぞれの食材からより良い食感と味わいを引き出そうというゴードン先生の気配りが感じられる一品。
なかでもカリッと炒めたひき肉をいったんザルにあげて油をしっかりと落としてあげるというゴードン先生のやり方には「へー」と思いました。
最初は塩コショウした合挽き肉を煙がでるほどの強火で熱したオリーブオイルで炒めるゴードン氏。肉がそぼろ状になり表面にいい焼き色がつきカリっとするまで5~7分間強火で炒め、油をきるためにいったんザルに肉をあげておきます。
そのあいだ、さっとひと拭きしたフライパンにごま油をひき、今度は弱火にかけます。フライパンにニンニクとショウガと赤唐辛子のみじん切りを投入。砂糖大さじ1と塩ひとつまみを加え、2分程度、こんがりとキャラメリゼするまで炒めます。
油を落としたひき肉をフライパンに戻し、分量の魚醤を入れ炒め続け、少し間をおいてライムゼスト(皮のすりおろし)とライム汁、斜め薄切りにした小ネギを投入して30秒ほどで火からおろします。ネギのパリッとした食感を残して皿に盛りつけるゴードン。
うーん、nice! あとはタイ風ドレッシングをささっと調合し、ミニレタスといっしょに食卓に並べれば、あっという間に大勢で楽しめるアジア風手巻きチリビーフの完成です!
番組の字幕ではSpring Onionが「葉たまねぎ」と訳されていましたが、映像で見た感じだと葉たまねぎというよりは細めの日本ネギといった感じに見えました。九条ネギやわけぎ、あるいは小ネギを代用したほうがいいかも?
[「シンプルの極意」の回。2014.4.20 録画]
材料
肉みそ用
- オリーブオイル 炒め用
- 牛ひき肉(赤身) 200g
- 豚ひき肉 200g
- ごま油 炒め用
- ニンニク 2片
- ショウガ 5cmぐらい
- 赤唐辛子 1~2本
- ライトブラウンシュガー(三温糖で代用するのがよいかも) 大さじ1
- 魚醤 大さじ1
- ライムゼスト(皮のすりおろし) 1ヶ分
- ライム汁 1/3ヶ分 ※ライムは冷蔵庫の野菜室にコストコのメキシコ産フレッシュライムを常備すると便利かと。なにしろお買い得。ゴードン氏のレシピではライムを使うものが多いので助かります!(笑)
- 小ネギやわけぎや九条ネギ 3本
- 海水塩とひきたてコショウ
- ミニレタス 2株
ドレッシング用
- 醤油 大さじ1
- ライム汁 1/2ヶ分
- ごま油 小さじ1
- 赤唐辛子 1/2本
- コリアンダーの葉 数本
- 魚醤 適量
- ライトブラウンシュガー(三温糖?) 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
英語版ですがレシピリンクはこちらです↓
http://www.goodtoknow.co.uk/recipes/535650/gordon-ramsay-s-chilli-beef-lettuce-wraps
追伸です。チリ・ビーフのレタス包み、ミニレタスの代わりにコストコのロメインハーツで作ってみました。ロメインハーツの葉はミニレタスの倍か3倍ぐらいのサイズですが、ポキッと折って使えばちょうど良かったですよ。レポートは「お料理掲示板」にアップしました!
http://www3.rocketbbs.com/601/bonito.html
また作ってみました。前回はタイのライム「マナオ」を使ってみたのですが、今回はメキシコ産の普通のライム。今回のほうがすばらしくおいしかったです(マナオよりライムが数倍大きいからかもしれません(笑)リベンジ編のレポートを掲示板にアップしました!
http://www3.rocketbbs.com/601/bonito.html