「ゴードン・ラムゼイ 究極の料理」レシピ#15はピリ辛ビーフサラダ。牛サーロインステーキを贅沢に使ったスパイシーなタイ風牛肉入りサラダです。
「辛・酸・甘・塩味とうまみ」が特徴のタイ風ドレッシングを赤唐辛子、ニンニク、ライム、パームシュガーと魚醤でパッパッと調合。サラダにはミント、エシャロット、皮むき器でうすーくスライスしたニンジン、つぶした炒りピーナッツなど食感と香りが異なる素材をどんどん組み合わせていきます。
最後にはミディアムレアに焼いてから少し休ませた牛サーロインステーキの厚切りスライスを盛り付ければいろんな旨みと食感の組み合わせが楽しめるグルメなサラダの完成です。
こんなぜいたくなヤムヌア(タイ風牛肉のサラダ)を作ったら、タイの香米で炊きあげた白いごはんと合わせれば完璧ですね!タイ料理屋にいってもこのコンビネーションはいつも頼んでいますし(笑)。あとはキリッと冷えたシンハービールでプハーっと(笑)
ドレッシングはオイルフリーだから健康的、牛サーロインの脂部分も焼き終わった段階できれいに切りとって、捨てていますのでヘルシーなアジアンレシピでした。
英文レシピにはbaby gem lettuceというレタスが指定されていますが、これはフランス食材として人気のシュクリーヌレタスのことのようです。入手しにくいので普通は代用品を探すことになりますが、baby gemの食感は一般的な玉レタスよりはシーザーサラダで使うロメインレタスのほうが近いようです。
ちなにみレシピの食材を調べていくうちに、日本ではあまり使われない香味野菜のエシャロットが、タイ語ではホムデンあるいはホームデーンというレモングラスやカフェライムなどと同じぐらい基本的なタイ食材だということがわかりました。東京の大久保に実店舗があるAsia Superstoreからの通販や楽天市場のWorld Food Storeからお取り寄せ可能(Asia Superstoreでは冷凍のライム汁(ナーム・マナーオ)や番組でゴードン先生が刻んでいる大きな赤唐辛子と思われるプリックチーファーデーンの冷凍ものなども入手できるようです、もしかしたらこのレシピにはこれらタイ産ライム汁や唐辛子を使ってみるとより現地っぽい味わいになるかもしれません>なお、エスニカン氏のタイ料理ブログ「毎日カレーとタイ料理」によるとタイには100種類を超える唐辛子があるそうです!)。
[「唐辛子を使った料理」の回。2014.4.26 録画]
材料
- 牛のサーロインステーキ 200から250gのものを2枚
- オリーブオイル 炒め用
- ニンジン 2本
- ラディッシュ 6本
- チェリートマト 200g
- ミントの葉 ひと束
- ベルギーエシャロット 小1ヶ (ベルギーエシャロットのかわりにタイのホムデンを使う場合は4ヶぐらいか)
- 九条ネギかわけぎ 3本
- キュウリ 大1/2ヶ
- ベイビージェムレタス 2ヶ(フランス食材のシュクリーヌレタス、あるいはリトルジェムレタスと同じもの。掌に乗る程度のミニサイズで、ロメインレタス風のパリっとした食感とサラダ菜(バターレタス)風の甘味、さらにはクルミのような香ばしさも持ち合わせているそうです。このリンク先の「築地通販おいしいなショップ」が扱っている「ミニロメインレタス」がもしかしたら近いかもしれませんが正直わかりません。代用するなら、食感に変化を加えるためにロメインレタスを選ぶのがよいかもしれません)
- 海水塩とひきたて黒コショウ
- 皮なしピーナッツ 大さじ4
タイ風ドレッシング用
- ニンニク 1片
- 赤唐辛子 1ヶ
- パームシュガー(ペースト) 大さじ2
- 魚醤 大さじ2~3
- ライム汁 1~2ヶ分
英語版ですが、レシピとクリップ映像をリンクします↓
https://www.gordonramsay.com/gr/recipes/spicy-beef-salad/